健康を願う大寒卵 - めりはり食選び        
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金運UP・健康運UPの縁起もの、大寒たまご。
昔は寒い時期の卵は貴重で、他の時期より栄養価が高いことから大切にされていた大寒初日の卵。
パワーの詰まったこの時期の卵。鶏たちに想いを馳せながら、ありがたく頂きます。
大切な君に伝えたい、たまごの話。

年に一度の縁起物

「大寒たまご」ってご存知ですか?

一年でもっとも寒くなるとされる大寒(2024年は1月20日〜2月3日)。
その初日に産まれた卵を「大寒たまご」って呼びます。

現在では栄養価の高い卵が安定して手にできるようになったけれど、昔は鶏は冬前に餌をたくさん食べて栄養を蓄え、寒さが厳しくなると卵を産まずにじっとしていたのだそう。
なので、大寒に生まれる卵は他の時期と比べて栄養も高く、貴重だったとのこと。

そんな背景から大寒の卵は大切にされ、いつしか縁起物として扱われるようになり。
この時期は黄身の色がやや濃くなることから金運UP、栄養価が高まることから健康運UPするとして、風水でも注目のアイテムなのだとか!

自然の摂理が詰まった卵

お店に行けばいつでも買えるたまごも、鶏のコンディションあってのもの。
そして、鶏の体もその卵も、私たちの体と同じように常に一定ではなく季節によって揺らぎもあり、命を繋ぐための知恵がたくさん詰まっている。

そんな自然の摂理が詰まった命をいただいているんだね。
野菜に旬があるように、卵だって一年を通して一緒じゃない。
ましてやサイズや色も違って当たり前。
どんな鶏がどんな餌を食べて、どんな風に暮らしているか、全ての要素が卵の質を左右する。

もうすぐ大寒。
厳しい寒さを前に、今体が必要としているものに耳をすましながら。
縁起物にあやかりつつ、寒い時期を力強く生き抜く鶏たちのパワーを頂きます。

どうか今年も家族みんなが健康でありますように。

知って選べば、どれも正解!
今日も楽しい食選びを!



ABOUT US この記事を書いた人

フードセレクトアドバイザー 青木めぐみ

保有資格:食学調味料アドバイザー・ホールフードジュニアマイスター・発酵ライフアドバイザー等フードシナプス 代表

娘のアレルギーをきっかけに食の大切さに気付き、一念発起。
体を作る食べ物、どう選ぶ?
作り手さんを直接訪ねながら、心も体も大切にしたいママ向けに「笑顔の80点合格!
めりはり食選び」を提案している。