「もう帰ろうよ…」
遊びに夢中になって、
永遠に終わらない時、どうする?
人気のジャブジャブ池で夢中になる娘。
お昼も食べずに気づけば14時…
「探検しながら帰ろう」
「帰ってお好み焼き食べよう」
そんなシケた提案じゃ
魅惑のじゃぶじゃぶ池を前にした
娘の心は全く動かせず。
抱っこして強制退場させようとしても
大騒ぎ&号泣で失敗。
このじゃぶじゃぶタイムはきっと
彼女にはかけがえのない時間
と思いつつ
お約束の10分はとっくに破られて…
置いて帰るふりもやりきれず。
夏の木漏れ日の中、
「一体親どうすべきなのでしょうか?
子育てって本当に難しいですね」
って、神様とお話する境地に入ってました。
秘密兵器
そんな時、
同じく帰宅奮闘してたファミリーが
「ジュースあるよ〜!帰ろ〜!」
手にはシェイク的な魅惑的な飲み物。
さっきまでの「帰らなーい」の合唱が
嘘みたいに足を拭いて
帰り支度を始めた子供達…
なんという威力…
ここで食育講師のマインドに戻る。
「小さいうちからよくないだろうな」
わかってても、ジュースやお菓子を
与えてしまう。その裏には、
飲み物・食べ物としてのおいしさとは別に
子供を動かす最終手段的役割がある。
そうよね、私が2時間奮闘して
大敗しているように
お菓子やジュースは最強かも。
たった数百円で帰ってくれるなら、
頼りたいわ。
どんなに
「飲み物は甘くないものを🎵」
なんて科学的根拠と共に伝えたとしても
じゃあ、この状況はどう乗り切るんですか?
って話で。
それにきっとあのママは、
私と同じようにいろいろ試した末、
最後にジュースで折り合いを
つけたんじゃないかな。
と勝手に想像。
もちろん、
そもそもお約束守れる子にすればいい、とか
ジュースはもう少し良いものにしたら?とか
もので釣るのはよくない、とか
正論はたくさんあるのかもしれないけど。
でも、子供を一番知っているのは親だし
その時の状況だって、さまざま。
\ジュースに頼っちゃう日、あるよね!/
毎日本当にお疲れ様です!
そんな想いで、帰宅勝ち組を見送りました。
理想を知った上で、現実の妥協点も
笑い飛ばせる。
そんなちょっとグレーな講師に、
ママに、なりたい。
ちなみに、
この日は「スライムを作ろう」で
帰宅に成功。
子育てって難しいですね!
知って選べば、どれも正解!
今日も楽しい食選びを!