年末になるとなんとなく気になるおせち料理。
全部を手づくりするのは大変だし、忙しい子育て世代には現実的じゃない…と感じている方も多いと思います。
でも、実は おせちって“1品だけ”手づくりするだけでも、ぐっと季節を味わえるんです。
特におすすめなのが、金運アップの象徴「栗きんとん」。
栗きんとんは“金団(きんとん)=金の塊”を意味し、
「黄金色の一年を迎えられますように」
という祈りを込めて食べられてきた、日本の縁起物です。
今年はその“黄金色”を、自然の恵みで作ってみませんか?

2.栗きんとんの黄色は「クチナシの実」から
今では着色料で簡単にきれいな黄色を出すことができますが、
昔は クチナシの実 で色をつけていました。
クチナシの実を割って、お湯で煮出すだけ。
すると、澄んだ黄色いに。
まるで色水あそびのようで、子どもと一緒に作るととても楽しい時間になります。
しかもこの黄色は、やわらかく温かみのある「自然の黄金色」。
派手すぎず、食卓にすっとなじむ優しい色合いです。

3.合成着色料ではなく、自然の色を選ぶ意味
もちろん、合成着色料を攻撃したいわけではありません。
でも、せっかく年に一度のハレの日の料理。
昔の人が自然の中から色を見つけ出し、
「いつか豊かになりますように」と祈りを込めて作った食べ物には、
手間をかけるだけの価値がある と感じます。
“祈りを込めた料理” という文化を
子どもたちにそっと渡していく。
そんな時間になるのではないでしょうか。

4.クチナシ色水の作り方
- クチナシの実を軽く洗う
- 瓶の底やキッチンばさみで割る
- 小鍋に水と一緒に入れて煮出す(500ミリに1粒)
- 色がしっかり出たら濾して完成
栗きんとんをはじめ、黄飯(くちなしご飯)、卵焼きにも使えます。
5.調味料ラボで「クチナシの実」プレゼント中!
ただいま調味料ラボでは、
商品をご購入いただいた方に先着で「クチナシの実」をプレゼントしています。
旦那さんの実家の畑で採れたもの。
※ご希望の方のみお渡ししています。

6.今年は、自然の黄色で金運アップの準備を
おせち全部を作る必要はありません。
1品だけで大丈夫。
栗きんとんは、子どもと一緒に作れて
年明けの食卓がぐっと明るくなる、縁起の良いメニューです。
2026年は、自然の黄金色で
気持ちのいいスタートを切りませんか?
お店でお会いできるのを楽しみにしています。
