おやつにお芋はもうダメか - めりはり食選び        
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煮干しやお芋など、シンプルなおやつが理想だったけど、世界が広がりもう「お芋」が通用しないアレルギーっ子の3歳さん。
「食べてみたい」の気持ちも大切にしたいから。
お料理苦手ママが気づいた、お手作りおやつの魅力。

理想の子供おやつ

2歳までは、おやつは我ながら賢く与えられていたと思う。
煮干しや蒸したお芋、季節のフルーツやおにぎり、野菜スティックなど。

「おやつ」といえども、乳幼児のそれは「補食」。
1度に食べれる量が少ないから、補いきれない栄養やエネルギーを摂取する大切な1食。

大人がティータイムに楽しむようなクッキーなどの魅惑的なお菓子は必要ないと思ってたし、娘が好き嫌いのないタイプなのもあって困ったことはなかった。

スイーツ作り嫌いママ

そもそも昔からスイーツ作りが嫌い。
お料理は基本面倒なのに、粉の量を測ったりと繊細な上に、焼いたりなんだり時間がかかる。
どうせ「料理」をするなら、身になるおかず作りの方が現実的でマシ。そう思ってた。

でも最近せっせとスイーツ作りに励んでいる自分がいる。

「お芋」じゃ勝てない3歳

というのも、3歳の娘は興味の幅も世界の幅も日々広がっていて、「パンケーキ」「アイスクリーム」「チョコレートドーナツ」「プリン」となんだか美味しそうなものを絵本や周囲の人たちから、どんどん覚えてくる。
特別な日に楽しむ、スイーツのおいしさもしっかり覚えた。

商業施設に行けば、ソフトクリームのオブジェや、レストランの食品サンプルを指さして、
「食べたい食べたい食べたーーい!!」
(こうなるともう無理…)

以前は
「帰ったらお芋食べようね♡」
で難なく乗り切れたけれど、もう通用しない3歳さん。

とはいえ、焼き芋がパンケーキに敵わないのは…
\わかるわ〜!/
もう言葉の響きが違うもんね。
聞いただけでワクワクするよね〜!

ということで、娘が食べたいモードに入ってしまった時は
「じゃあ、お家で作ろうか」
の決め台詞で乗り切る。

この戦法によって、娘が情報を仕入れてくる魅惑のスイーツたちを、おうちで再現してみるという課題にぶちあたってる。

せっかくなら、できるだけ食べてほしいなと思えるもので。

買った方が早いけど

お料理大嫌いな自分がおやつを作る日がくるなんて思いもしなかったけど、娘と一緒にやってみると意外とエンタメだったりして。

作業中じっくり向き合えるからか、機嫌もいいし、夜もぐっすり寝てくれる。
お砂糖の量も意識できるし、もちろん余計なものは入ってない。
想像以上にメリットいっぱいのおやつ作り。

もちろん毎回なんて絶対無理だけど。
「作る」の選択をポジティブに持てたのが嬉しい。

お芋そのままも楽ちんだけど、スイートポテトにするとわくわくに変わるね!

育ててくれてありがと〜

知って選べば、どれも正解!
今日も楽しい食選びを!






ABOUT US この記事を書いた人

フードセレクトアドバイザー 青木めぐみ

保有資格:食学調味料アドバイザー・ホールフードジュニアマイスター・発酵ライフアドバイザー等フードシナプス 代表

娘のアレルギーをきっかけに食の大切さに気付き、一念発起。
体を作る食べ物、どう選ぶ?
作り手さんを直接訪ねながら、心も体も大切にしたいママ向けに「笑顔の80点合格!
めりはり食選び」を提案している。