地域部活動「ひのカル!料理部」、令和7年度もスタートしました!
初回のテーマはお砂糖。
お砂糖って甘いだけ?
いえいえ大切な働きが。
プリンとジャムをみんなで探求しました。

材料3つのプリン「最強じゃん!」
今回使った材料は、たったの3つ。
卵・牛乳・砂糖。
火の扱いと注意点を確認しながらカラメル作りに蒸し作業。
初対面とは思えないほど和気藹々とみんなで協力してできました。

お皿にぷるんと盛りつけた瞬間、歓声が上がるほどの仕上がりに。
「お店のより美味しい!」
「めっちゃ安い!家で絶対作る」
シンプルな材料が、自分の手でまるでお店で作ったみたいに変身する姿には、みんなの目がキラキラ。

名前は同じ「プリン」でも…

実験も交えて、ラベルの見方もお伝え。
お買い得商品や、カロリーオフ、ぱっと手に取りたくなるけれど、そこにはカラクリがあるよ。
プリンがしっとりなめらかに香りよくできるのも、ジャムがとろっとおいしく長期間保存できるのもお砂糖のおかげ。
砂糖の役目は甘さだけじゃないの。

そのお砂糖を安い糖や便利な糖に置き換えると…甘さは出せても、他の役目は担えない。
そうすると補うためのものや添加物が必要になるね。

ゆか先生からの栄養のお話で
「完全に手作りの方がお得じゃーん!!」の声。
呼び名は同じ「プリン」「ジャム」でも、成分や栄養はそれぞれ。
自分にピッタリのもの、選べたらいいよね。
手づくりvs市販品、どっちが好き?
最後は、市販のプリン3種と手作りプリンの食べ比べ。
なんと!
どの班も自分たちのプリンが堂々の人気No.1に。

思わず「本当に??」って聞いちゃいました。
正直「市販は完成度高いよな〜。これには負ける」って思ってたよ〜
忖度なしの、手作りプリンが一番との答えはかなりびっくり。
素材のシンプルさ、作る過程の楽しさ、そして出来上がったときの達成感。
“手作り”には、目に見えないおいしさも詰まってるんだなと、改めて。
「自分で作る」が、選ぶ力を育てていく
プリンは卵と牛乳と砂糖、材料3つで作れる。

そのことを知ったみんなは、
それ以外のものが入っているプリンに
「なんだか変」
って思えるでしょう?
立ち止まるその違和感が、
より良い選択への第一歩。
本来のものを作ることが、
選ぶ力にもなっていくはず。

手作りには、すごいパワーがある
「簡単にできてびっくりした」
「安くておいしいなんて最高」
「家でも作ってみたい」
「ラベルを見て考えてから買うようにする」
そんな声がたくさん聞こえてきた、初回の講座。
“自分で作る”というシンプルな行動の中には、
食べ物の本質や、選ぶ力、暮らしの知恵がギュッと詰まっている。
全6回、これからの講座も
“自分で作ればいいこといっぱい”を探求していきたいと思います。

知って選べば、どれも正解!
今日も楽しい食選びを!