無添加の食品は「安心安全」とよく表現されるけど、ではその反対は「危険」なのか?
食品メーカーが求める安全と、消費者が求める安全。
食中毒で、年間何人もの方が尊い命を落としている。
それぞれの目指す「安全」を理解した上で、「今日」の「自分」に合うものを選ぶこと。
詳しくみていきましょう!
「安心安全ってなんだ?」
娘のアレルギーをきっかけに、添加物との距離感を改めた私。
長期的に複合摂取した際の人体の影響がはっきりしていない食べ物を食べるのは…不安。
添加物が多用されていない食品の方が、「安全」だから「安心」して幼い子供にも与えられる。
それが当初の私にとっての「安心安全」だった
一見、便利で分かりやすいことば「安心安全」。
でも、何を以て「安全」と言えるのか、どの程度で「安心」できるかは人ぞれぞれ。
共通言語のようで実はすごく幅が広い言葉なんじゃないか。
そんなことを今は思います。
メーカーは「安全」の為に添加物を使う
添加物が体にいい!とはきっと誰も思ってはいない。
それでも市販の食品には添加物がたくさん使われている。
食品メーカー側が知りたくて、広田鉄磨先生の熱殺菌の講座を受講。
食品メーカーを対象にした、いかに「安全」な食品を製造するかという講座。
食中毒事故から消費者を守る為の管理。
そこで必要なのが、熱殺菌だったり、それによって飛んでしまった風味を補う為の添加物だったり、精製された原料だったり、保存料だったりするのだと。
「安心安全」は人によって違う
食中毒で、年間何人もの方が尊い命を落としている。
一方、添加物が短期的・直接的に生死を左右することはまずない。
食中毒事故を起こさないことがメーカーにとっての一番の「安心安全」だったりする。
一方で、消費者は、不安を与える添加物が入っていないことを「安心安全」と呼んだりする。
それに応えるような、丁寧に作られた食品もある。
ただし、保存料が入っていなければ、日持ちはしないしもちろん保管も特に気をつけなければならない。
自分が安心できるものを選ぶこと。
どのメーカーもそれぞれの「安心安全」を掲げ、消費者のためを想って食品を作ってくれている。
だから。
「安心」は人から与えられるものではなく、自分で考えとるもの。
この食品が、悪か善かではなく。
「今日」の「自分」に必要なものを選ぶこと。
食べ物に、たった一つの基準なんてないから。
知って選べば、どれも正解!
今日も楽しい食選びを!
我慢も後悔もしない!80点合格の食選び!