能登半島地震支援を目的としたチャリティ上映会を、2/23(祝金)に東京都日野市で行います。
令和6年能登半島地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。皆様の安全と、1日でも早く平穏な生活に戻られますことを心より祈っております。
映画の舞台、石川県珠洲市
日本で現存する最古の製塩方法である「揚げ浜式」。
この貴重な塩作りは地震のあった、石川県能登半島の最北端、珠洲市で行われています。
今回の地震での被害の大きさはまだ明らかになっていませんが、自然と人との共同作業である塩作りに影響がでることは間違いないと思います。
塩作りの職人さんの訃報も入っていると伺っています。
揚げ浜式の塩作りを丁寧に写したドキュメンタリー映画「ひとにぎりの塩」。
石井かほり監督は、今回の震災の支援になるのならと、上映権をとても敷居を下げた条件で公開下さり、各地でチャリティ上映の動きが広がっています。
震災後、自分に何ができるかと悩んでいた私にすっと差し出された手立て。
監督の想いに感銘を受け、今回の開催を決めました。
守りたいものを共有したい
本当は。
寄付をしようと思っていたんです。
シンプルに自分のお金を。
チャリティ上映会と言っても、私が集められる人数は正直知れているし、かかる経費を差し引いて現地に届けられる金額は、もしかしたら当初個人で予定していた金額とほぼ変わらないかも知れない。
いろいろな葛藤がありました。
でも。
日本が誇る素晴らしい塩づくりを理解する人を増やすことで、生活に根付いた息の長い支援につながるのではないかと
一人の100歩より、100人の一歩は大きいから。
今私がすべきは、私個人でできるだけ多くのお金を寄付することではなくて、一緒に守りたいものを共有し、永く買い支える人を増やすこと。
最高においしくて体が求めるミネラル豊富な日本の塩。
なんとしても日本の塩づくりは絶やしちゃいけない。
子供達のためにも、日本の未来のためにも。
国民全員に観てほしい、ドキュメンタリー映画です。
映画上映の後は、製塩方法により栄養価が異なる塩の「選び方のポイント解説」と、味比べ体験を予定しています。
詳細
日時:
2024/2/23(祝金)10:00〜12:00
場所:PlanT 日野市多摩平の森産業連携センター
(中央線 豊田駅 北口より徒歩5分)
内容:
・映画上映/約90分
・塩の選び方ミニワークショップ(味比べ付き)/20分
料金:1500円(小中生500円 幼児無料)
※会場費を除いた全額を公益財団法人ほくりくみらい基金「令和6年能登半島地震 災害支援基金」に寄付いたします。
問合せ:aoki.megumi1213@gmail.com(青木めぐみ)
「食べて応援」をより深く
「食べて応援」は誰もができる着実な一歩。
その「食べる」に、背景にある自然や職人さんの想いへの理解も載せてみませんか?
きっと、しみじみと尊く、もっとおいしく感じられることと思います。
そしてその感動が、息の永い支援に繋がる機動力になると信じています。
知って選べば、どれも正解!
今日も楽しい食選びを!