有形文化遺産、宮城の明治村の蔵見学 - めりはり食選び        
instagram
facebook

登米市「海老喜商店」を見学しました

先日、宮城県登米(とめ)市にある
味噌・醤油の老舗「海老喜商店(えびきしょうてん)」さんにお邪魔しました。

創業は天保4年(1833年)
約190年の歴史がある蔵元。

江戸時代、登米の町は北上川の舟運で栄え、
その後、時代の流れとともに衰退。
時間に取り残されたような町並みは、今では「宮城の明治村」と呼ばれている。

海老喜商店さんも当時の蔵を残しており、
なんと建物8棟が有形文化遺産に登録されているすごい場所。

蔵の資料館で出会った、木の道具たち

そんな海老喜商店さんの「蔵の資料館」を見学。

案内していただいた蔵には、
昔ながらの醤油・味噌づくりに使われていた道具がずらり。

中でも印象的だったのが巨大な木桶を洗うための道具たち。

人が桶の中に入ってお湯をかけながら洗っていたそうで、
そのための高下駄のようなものや、
お湯をすくいだすスコップのような道具など、すべてが木製。

ポンプもホースもない時代、
あるものを工夫する力と、自然と共にある営みが
静かに伝わってきた。

道具に込めた「大切にする心」

さらに驚いたのが、
これらの道具を東日本大震災の日まで実際に使っていたという事実。

「なぜ便利な道具に切り替えなかったんですか?」と尋ねた私に、
返ってきたのは――

「ものを大切にしたいから」

ああ、そうか。

「昔ながらを守る」って、ただ続けるということだけじゃないんだ。
そこには、作り手の思いや、自然を敬う心があって。

食べ物の背景を知るということ

毎日の食卓に欠かせない味噌や醤油。
その一滴にも、
道具に命を宿し、受け継いできた人々の物語がある。

「誰が」「どんな思いで」作っているのかを知ることで、
食べものの価値はもっと深まる。

知って選べばどれも正解!
今日も楽しい食選びを!

ABOUT US この記事を書いた人

フードセレクトアドバイザー 青木めぐみ

保有資格:食学調味料アドバイザー・ホールフードジュニアマイスター・発酵ライフアドバイザー等フードシナプス 代表

娘のアレルギーをきっかけに食の大切さに気付き、一念発起。
体を作る食べ物、どう選ぶ?
作り手さんを直接訪ねながら、心も体も大切にしたいママ向けに「笑顔の80点合格!
めりはり食選び」を提案している。