【千葉・流山】白みりんミュージアムへ!親子で学ぶ、調味料の奥深い世界 - めりはり食選び        
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2025年3月末にオープンした
千葉県流山市の白みりんミュージアムに行ってきました!

“調味料の脇役”として見過ごされがちなみりんに注目できる、
親子での学びにぴったりなスポットです。


江戸時代から続く、白みりんのまち・流山

流山本町エリアに建つミュージアムは、
黒漆喰の外観が印象的で、街並みにもよくなじみます。

展示・体験エリアのほか、
キッチンスタジオやカフェ、ショップまでコンパクトに完備。

ちょっとしたお出かけにも行きやすい場所です。


高さ2m超!仕込み桶がインパクト大

入ってすぐ目に入るのは、巨大な仕込み桶
上から中を覗くと、発酵の様子が映像で映し出されます。

展示では白みりんの歴史や製造工程を、
パネルや模型、クイズなどで楽しく紹介。

スタッフの方も丁寧に説明してくれるので、
子どもも自然と引き込まれていました。


見応えはまだこれから…?期待大!

体験型展示は魅力的な反面、工場見学マニアとしては、
オペレーションや完成度は、今後の伸び代に期待!

ただ、みりんにどっぷり浸れる場所は本当に貴重。

流山の街全体も散策しがいがあり、
蔵カフェや町角ミュージアムなども楽しめます。

近くの蔵カフェでランチ↑

自分だけの白みりんボトル作りも

プリクラを貼って作るオリジナルボトル体験もあって、
思い出づくりにもぴったり。

カフェでは白みりんを使ったスイーツが味わえたり、
ショップでは地元らしいお土産も充実しています。


甘味料としてのみりんの魅力を再発見

みりんはみたらし団子やうなぎのタレ、麺つゆなど、
昔から和の甘味を支えてきた唯一無二の甘味料的側面も

ワークショップでみりんシロップを作ったとき、
ふわっと広がるみたらし風の香りに感動…。

江戸の外食文化に立ち戻って、みりんを活用したら
もっと美味しくなるかも?
そんなワクワクを感じる体験でした。


知らないことばっかりだ!

「白みりんって、熟成が短いだけのもの」
そんなふうに思い込んでいた自分に、ふと気づきました。

でも今回知ったのは、
“白みりん”を志を持って作り、広めようとした人たちの存在。

ただ効率よく作った結果ではなく、
そこには確かな想いや工夫が込められていて。

背景を知ることで、
これから私が伝える言葉も、きっと変わっていくはず。

まだまだ知らないことだらけ。
でもだからこそ——
謙虚に、でもワクワクしながら、学び続けたい。


まとめ:知ることから、選ぶ楽しさへ

「最近、みりんは使ってないかも」
そんな声を聞くことも増えました。

でも、何のために使うのか、どんな役割があるのか——
知ることで、その調味料の価値がガラリと変わります。

身近だからこそ見過ごしがちな“みりん”。

まずは「知ること」から。
それが、親子の食選びをもっと楽しくする一歩になるはず。


知って選べばどれも正解!
今日も楽しい食選びを!

ABOUT US この記事を書いた人

フードセレクトアドバイザー 青木めぐみ

保有資格:食学調味料アドバイザー・ホールフードジュニアマイスター・発酵ライフアドバイザー等フードシナプス 代表

娘のアレルギーをきっかけに食の大切さに気付き、一念発起。
体を作る食べ物、どう選ぶ?
作り手さんを直接訪ねながら、心も体も大切にしたいママ向けに「笑顔の80点合格!
めりはり食選び」を提案している。