クイズ!
材料代256円で作るミートソースパスタ。
お店で食べるといくらでしょう?

地域クラブ実証事業として、埼玉県立伊奈学園中学校様でお料理部も最終回。
wanocafe店長、さりさんをお招きして、カフェランチ🎵
たまねぎのポテンシャル
必殺、玉ねぎを目に染みずに切る裏技!
(通常の切り方と比較実験もしました♡)

玉ねぎのポテンシャルを最大限に使って
じっくり旨みを引き出すコツも。

こんなにじっくり炒めるの〜?
と思うほど、玉ねぎと向き合いながら、
みんなで楽しく盛り上がりました。
「料理は科学!」
「料理は数学!」
勉強と料理がつながっていることも
実感できたのは大きいんじゃないかな。

お店の料理と自分の料理はどう違う?
さりさん特製のミートソースをコツいっぱいに
伝授してもらいながら、経営のお話もしてもらいました。
原価256円のパスタ、
お店で出す時には…900円。
「もしかして大金持ち?」
そんな言葉も飛び出しました。
だったらいいんだけどね〜笑

人件費に光熱費、
ずっとお店を続けていくために
利益を残すことも大切。
だから誰かが作ってくれたものは、
材料費よりも高くて当然なの。
レストランや、加工品もね。
だけど時々、材料よりもずっと
ごはんもあったりしない?
200円、300円で食べれる外食だってある。
「安く作る」
にはいろいろなやり方があって、
人件費を削る、管理費を削る、利益を削る。
そして、「材料費を削る」。
いろんな努力の仕方がある。

中身が知れたらいいけど、
外食にはラベルがないから、
どんな人がどんな想いで作っているのかを
知ったり想像したりすることも大切。
そして、人の手が加わっているのに
あまりに安すぎるものは要注意。

ということで
安価な食の裏側を探求するために、
レトルトと冷凍、そして
手作りのミートソースを味比べ。
このあっためるだけのミートソース、
なんと1人前75円!
比べてみて、具材の量はどう?
あれ、ケチャップみたい?
ってことは栄養ってどうなんだろう?
それから、
裏ラベルに大豆たんぱくって書いてあるけど
お肉の増量に使ってるみたい。
ズラッと並ぶうま味調味料やエキスは、
大豆をお肉っぽく感じてもらうために
必要なのかもしれないね?
だって元々の味は違うもん。

それから誰もが「おいしい」と感じられるように
味付けは濃いめ。
結果、糖・塩・油が多いことも見逃せない。
そして何より。
いつも十分おいしいと思ってた
レトルトパスタの味も、
みんなで作ったパスタと比べると…
自分で作った方が段違いにおいしいし幸せ!
栄養も想像できるのが嬉しいね。

ドレッシングだって作れる!
やっぱりプロの技は違うよね〜!
だけど、買うしかないって思ってたものも
教えてもらってやってみたら自分で作れた!
(コンソメキューブなしで作るコンソメスープは
試食した大人からもどよめきが!)
なあんだ!
自分でも一から作れる!
それに、自分で作ればいいこといっぱい!
4回の講座を通して
その経験を積み重ねてもらえたことが嬉しい。

みんなの感想




おうちの方からのメッセージ




食を選び作る力は、よりよく生きる力。
「私たちは食の選択肢が溢れた現代を生きています。」
一番最初に伝えたことば。
選択肢が多いって、ある意味豊か。
だけど同時に難しいことでもあると思うの。
便利なものを求める日もあっていい。
余裕がある日は手作りごはんはやっぱりいい。
今日の自分にどっちがぴったり?
選ぶ力と作る力
それが本当の自由で、豊かってことなんじゃないかな?
そしてそれがよりよく生きることにきっとつながってる。
食の本質を見つめながら、笑顔が続くご飯
楽しんでいきたいよね。

知って選べば、どれも正解!
自分で作れば、いいこといっぱい!
またどこかでさらに成長したみんなに
会える日を楽しみにしています。